西川口NOW

最近リトル中国化している埼玉県西川口。在住者によるブログです。ちなみに風俗系の内容はないため、好色漢は回れ右!

予言されていたバインミー店の登場

 西川口は何も中国系の方々だけでなく、アジア系の外国人に必要なものがいろいろとそろっているため、ここ1-2年でベトナム人も急速に増えている。ベトナム人は全国的にも増えており、そうした動きと軌を一にした動きとも言えるのだが、いずれはベトナム店が増えると予想されていた。

 昨年ベトナム料理店とベトナム人向けカラオケ店ができ始めたのに続き、直近ではバインミー店、そしてフォーなどオーソドックスなベトナム料理を出す料理店がオープンした。バインミー店の店名は「Thóc」だろうか、正確なつづりは確認要だ。

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新規オープンしたバインミー

 バインミーベトナム風のバゲットサンドで、都内にも店は散見されるようになった。メニュー的には参入障壁が低い。

 その店は多国籍の店が入居して、西川口でも屈指の混とんを誇る「MFハイツ」の1階通り抜け部分。元は中国系カラオケ「七福」が入っていた場所だ。

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飲料とバインミーで喫茶店風の明るい店構え

 スナック向けの物件で窓がないのだが、内部を照明を明るくして、白を基調とした店内はさわやかな印象。感じのいい若いベトナム人男女が応対してくれる。価格帯はバインミー単品各種530円から。

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メニュー

 開店前に立ち話しただけだが、詳細は改めて取材。

更新再開!NKは「可口可乐中国」の管轄下に入ったのか

 ブログ主は4カ月半ぶりに本拠地・NK(西川口)に帰投した。

 その間にもNKは着実に変貌を遂げている。

 今NKの街角にはこんな赤い幟が至るところに翻っている。

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コカ・コーラ」が全面「中国化」したNKの街角

 「可口可乐(可口可楽)」とは、中国語で「コカ・コーラ」。これが街中にはためいているのだから「中国化」もここに至れりか。NK地区はどうやらコカ・コーラボトラーズジャパンから可口可乐中国に管轄が移管されたらしい・・・。 赤いコーポレートカラーは確かに五星紅旗にも通じる。コカ・コーラはNK「赤化」の先鋒として巨費を投じているようだ。自動販売機までもがこの調子で恐れ入った。ここまでやるなら中国の決済アプリで買えるようにしないといけないな。

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チャイナバージョンのコカ・コーラ自販機

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チャイナバージョンのコカ・コーラ自販機

 

天亀そばを偲ぶ

 西川口駅西口を出ると、左手に安い飲み屋が軒を連ねる路地がある。その入り口の角で40年余りにわたり、幾多の通勤客、酔客を見つめてきた立ち食い系そば屋「天亀そば」が3月31日で閉店するという悲報が届いた。筆者はあいにくタイで越冬・花粉症疎開中であり、その最期を看取ることができないのは痛恨の極みだ。

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天亀そばよ、その屋号は消えても西川口の住民の胸に生き続ける

 酔客の灯台として西川口駅西口のバスプールを照らし続けた天亀そばと出会ったのは、西川口に中古マンションを購入して引っ越してきた2004年ごろのことだ。かれこれ15年間の付き合いというわけだ。当時は昼夜分かたず、勤務時間の一定しない仕事をしていたが、午前様でも夜勤明けでも24時間営業のこの店に立ち寄り、温かいそばを啜ることは一瞬の安らぎであった。

 決して小綺麗な店ではない。昭和には至るところに見かけたL字形のカウンターを囲んで、元は風俗街として名を馳せた西川口の駅を行き交うさまざまな人たちが一杯のかけそばを媒介として交差する。冒頭に立ち食い「系」と書いたのは、店構えはどうみても立ち食いそばなのだが、狭い店内に一応6-7席の丸椅子がびっしりと設えてあるからだ。いっそ立ち食いにすればよいのにと思うのだが、デブ同士が隣り合うとむさ苦しいことこの上ない。

 決して特筆すべき旨さではない。かけそばが210円という値段では誰も文句など言わない。長年200円で最近値上がりしたとはいえ、奇跡的な安さに変わりはない。それでも出汁は大量の削り節でちゃんと取っているし。天ぷらはちゃんと店で揚げている。個人的にオススメは春菊天だ。朝には卵入り天ぷらそばにいなり寿司2ケが付くという、マクドナルドのバリューセットも太刀打ちできない、まるで東海地方のモーニングかと思わせるコストパフォーマンスを誇る「朝食サービスセット」(370円)が独身サラリーマンに活力を与えていた。

 決して店員の愛想が良いわけでもない。従業員は入れ替わりこそしたものの、初老の男性数人と小太りのおばちゃんのシフト勤務だ。店外では毎朝、ネギ切りカッターをフル稼働させ、おばちゃんが大量のネギを捌いていた。寒い冬の日には従業員がそばを茹でる湯に缶コーヒーをぶち込んで加熱し、何食わぬ顔でそばも茹でていたことは不問に付そう。

 決して客層が良いわけではない。化粧の奥にも疲労困憊ぶりが見て取れる水商売帰りの女性がいたかと思えば、終電帰りのサラリーマンは注文したそばに手を付ける前にカウンターに突っ伏して寝込んでいる。その安さゆえか、困窮しているであろう外国人留学生の姿も多かった。かつてカウンターにはプラスチック製のごますり器が置いてあって、自由に使えたものだが、「置いても置いても持っていかれる」と撤去されてしまったのは数年前だ。

 たかがどこの駅前にもありそうな立ち食い系そば屋だと言ってしまえばそれまでだ。しかし、近年急速にチャイナタウン化が進む西川口駅前にあって、敢然と日本的な何かを守り続けてきた天亀そばがその暖簾を下ろすというのは、時代の節目なのだろうか。そこには「富士そば」にも「小諸そば」にもない何かがあった。閉店の報に感傷的になる西川口住民はきっと自分だけではなかろう。亀は万寿だというが、ついに天に召されるその時は来た。

 

おことわり 致歉启事

わざわざアクセス頂いた皆様、ブログ主は毎年12月ごろから4月ごろにかけ、タイに滞在しているため、本ブログ向けの取材ができず、更新をお休みしています。ご了承ください。

大家好!由于本部落格的版主从12月到4月之间在泰国避寒,人不在西川口,无法前往实地采访。恕我暂停更新。

孫悟空の大型火鍋店が觔斗雲に乗って登場 「大聖火鍋」12月15日オープン

 西川口駅西口を出て、右手はかつて風俗街の中核を成していた「西川口一番街」。その一角にまたぞろ大型有望火鍋店が12月15日にでっかくオープン。

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階下はせんべろの聖地・やきとん「広瀬川」だ

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約50人収容の店内。京劇の面と孫悟空レリーフが飾られている。





 雑居ビルの3階に巨大看板で華々しくオープンしたのは本格四川重慶火鍋「大聖火鍋」。大聖は「西遊記」の主人公、斉天大聖孫悟空)から取ったらしく店内にも悟空のレリーフが飾られている。

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灰皿も孫悟空仕様だ。



 とはいえ、西川口で火鍋店を開業するのは四川人というわけではない。この店も経営者は黒竜江省出身だ。
 特筆すべきはスープの選択肢が多いこと。麻辣スープ白湯スープのほか、椎茸だしの香り高いきのこスープが基本。そして、2つの味を楽しめる鴛鴦(ユアンヤン)系の◇麻辣きのこスープ(鴛鴦菌湯鍋)◇麻辣白湯スープ(鴛鴦白湯鍋)。鍋が九つに仕切られた特製九宮格麻辣スープ(特色九宮格麻辣鍋)の計6種類から選択可能だ。本日はきのこスープで豚バラと野菜、きのこ各種を頂いた。

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IH

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IH調理の火鍋。無駄にゴージャスな飾り。




 たれは特筆すべきものこそないが、基本的なチョイスは完備している。火鍋はIH調理で、個室も含め全50席ほど。先日の「酔羊名坊」とは違い、店員は日本語レベル良好で、ちゃんとハイボールも一発で出てきたので心配無用。

 

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たれコーナー。セルフでどうぞ。

 

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スープのお品書き。個食文化にも配慮し、一人鍋用もある親切さ。

 

ワラビスタンの外れ 髭オヤヂがつくる絶品クルド・トルコ料理

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クルドなお店「CEM RESTAURANT」

 西川口駅西口のチャイナゾーンを抜けた住宅街の一角にその店「CEM RESTAURANT」はある。髭面のクルド難民のおっちゃんが鋭利な刃物でケバブをそいでおり、同じく髭面の男たちがショットグラスのような小さな茶杯でミントティーを啜りながら談笑している。

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クルドのもてなしなのか、茶はおかわりを勧められる。

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ランチメニューのムサカ ギリシャ料理の代表格だが地中海東部一円にあるらしい。




 そう、ここはクルド難民が多い蕨市、通称ワラビスタンの辺縁地域なのだ。ところがこの店、今年10月ごろに何の前触れもなく、シャッターを下ろし、一向に営業を再開する気配がない。廃業したのかと思いきや・・・・不死身の復活を遂げた。日本語がほとんどできないオッサンいわく、「ツーウィークスアゴー、カムバック…」。トルコにでも行っていたのか、詳細は不明なるも、会話が成立しないのだから仕方がない。

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Beyti Sarma ケバブをトルティーヤで巻いて、トマトソースとヨーグルトをかけたもの



 ところで、ケバブを売る店など都内各地にそれこそゴマンと存在するが、オッサンは腕がよくて、クルドトルコ料理一般を幅広くこなして供してくれる。ヨーグルトやトマトを多用する本場の味は、中国料理に飽きた胃腸にやさしい。値段も安くて申し訳ないほどだ。

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Lahmacun ラフマジュン トルコ風ピザ

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Soslu patlıcan ソスル・パトゥルジャン 焼きなすとトマトの和え物


 オッサンは「ほお、キミはクルドを知っとるのかい。わしもクルド人じゃ。出してるのはクルド料理だったり、トルコ料理だったりさ。両者似ているし…」というような趣旨のことを英単語を並べて言っていた。共同経営者か友人か比較的日本語ができる店員がいることもあるが、普段は写真つきメニューを指差しで注文するといった具合になる。トルコ街(死語)を抜けていくと、ひっそり佇むクルドトルコ料理店のお話でした。

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頼りない営業時間案内

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ランチメニュー

 

圧巻!1メートル皿羊肉の迫力 火鍋の優良店「酔羊名坊」

 西川口駅西口徒歩2分の好立地に期待のニューフェース登場。羊肉専門店を掲げる「酔羊名坊」が12月3日にオープンした。

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開店当日は夥しい数の花、華、はな・・・

 元はネットカフェだったと記憶している半地下の店舗スペースは奥行きがあって広い。飲食業向けの広い店舗スペースが稀少な当地にあっては、こういう改装しかないのであろう。

 羊肉専門店を謳ってはいるが、メニューは火鍋焼肉の二本立てだ。本日は火鍋をチョイス。スープは麻辣、清湯、鴛鴦(麻辣、清湯の両方)というありふれたラインナップだが、鍋のほうは中央に炭火が入った本格派。

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本場北京の羊しゃぶしゃぶでよく見かける形状の鍋

 肉のほうも圧巻だ。開店したてでまだメニューは紙切れだが、「一米羊肉巻」(1,880円)とはなんぞや!1メートルある何かが登場すると期待して待っていると、運ばれてきたのはテーブルからはみ出るサイズのこれ。3人で出掛けたが、大満足の量である。まさに壮観だ!

 

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名物確定「一米羊肉巻」

 つけダレのほうも種類豊富で、好物の「腐乳」も準備されている。ポン酢に腐乳は鉄板なので、全世界に布教しようと思っている。店員さんもスープが干上がりかける前に甲斐甲斐しく世話をしてくれる。でも、店長クラスの従業員以外は日本語をほとんど解さない。ついいつもの癖で「ハイボール」と注文すると、?マークが店員さんの頭部の周囲に4~5個点滅するのである。中国語で「威士忌加梳打(ウイスキーソーダ割り)」と言うと理解してくれた。

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ハイボール」は通じません!

 店内は夜7-8時ともなるとほぼ満席の盛況ぶり。当地では珍しい予約必須の店になりそうな勢いだ。難点は換気だろうか。頑張って配管工事をした形跡はあるのだが、やや獣臭が残る。ファブリーズ必至か。

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火鍋メニュー。タッチパネル式の注文システムは準備中。